2017年10月26日

共同創業者との出会いとサービスローンチ

最高技術責任者 ロス シャロット

マネーツリー CTO
ロス シャロット

マネーツリーの創業メンバーとの出会いは?

ニュージャージ大学で政治・経済を専攻したのですが、政治系の仕事ではなく、Web開発会社でインターンを経験後、アメリカで病院のWebサイトやアプリケーションなどを作っていました。海外のどこかで働きたいという思いから、訪日しました。日本で人材紹介の情報システム部の職を得て、Webサイトの立ち上げやSaaS型のCRMアプリのプロジェクトを担当しました。そのときにファウンダーのポール、マークと出会いました。

急成長中のサービスを支えるために工夫した点は?

弊社の家計簿アプリ「Moneytree」のローンチ時、数百人規模の登録を予定していました。それが、App Storeに大々的に取り上げてもらったため、数万人の規模の登録がありました。反響は好感触だった一方で想定の100倍の登録ということもあり、スケーラビリティ(拡張性)の課題が浮上しました。早急に新しい構成に取り掛かり、クラウドシステムを採用していたのでスムーズに解決できました。

最高技術責任者 ロス シャロット

開発時に重要視するのは
スケーラビリティ

マネーツリーのテクノロジーで重要視していることは?

マネーツリーは、セキュリティとプライバシーを第一に考えている会社です。どちらかが欠落していても意味がありません。また、セキュリティの次にスケーラビリティを考慮することが必要です。100人規模の時に問題のなかったことが、1万人、100万人規模になると通用しなくなることがあります。ローンチ時から、スケーラビリティは意識してプロダクトを開発しています。それには、ベースレイヤーがとても大切なので、選定の時は、ユーザーを多く抱えているテクノロジーを採用する様にしています。やはりその方がテクノロジーもしっかりしたものであることが多いです。規模の大きな様々な事業で使われたテクノロジーが強く、セキュリティもしっかりしている。

また、機能の更新頻度も高い。スケーラビリティの側面では、まずは規模感、そして機能面を重視しています。最新の開発スケーラビリティを大切にしています。その上で、AWSのLambdaEC2を採用し、抽象化レイヤーを高く保つ様にしています。

新しいテクノロジー技術の採用基準は何ですか?

もちろん、新しいテクノロジーもキャッチアップしています。しかし新しいから採用するわけでは決してなく、マネーツリーのセキュリティ、スケーラビリティ、ディベロッパビリティに役立つものなのかという観点から判断しています。新しいから良いというわけでは決してありません。

マネーツリーのテクノロジー技術の選定はどのように決めていますか?

マネーツリーのテクノロジー技術の選定は全て私が行なっているというわけではありません。メンバーそれぞれが専門性を持ち、各々自分で考えて提案しあっています。会社の方針に合うものであれば、私も応援する、というスタンスを取っています。過去の採用技術もメンバーが提案し、決定したものです。これまでSwift、angular JSなどの採用、変更も弊社のエンジニアが提案し、決定してきたことです。

エンジニアは、7時には帰社!?

マネーツリーのエンジニアは、7時に帰宅しているというのは本当ですか?

マネーツリーは、フラットな組織であり、かつ自由の多い会社です。各々がトラストしあっているので、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)という作業は頻繁ではありません。もちろん、ホウレンソウを行わないということではありませんが、必要に応じて行う、バランスよく行うということを重視しています。

弊社のエンジニアが帰るのは大体7時ごろです。正直、8時間集中して働くと、それ以上働いても良いアウトプットは出せないと思っています。実際は、良い仕事ができるのは6時間かもしれません。労働時間よりもアウトプットの方が重要です。本当に働いたら、それ以上はできない。短期的に長時間労働でアウトプットを出せたとしても、2週間以上は同じことはできないのではないでしょうか。

チーム内でのコミュニケーションはどのようにしていますか?

弊社は「ホウレンソウ」や「上司のためにエクセルを作る」という文化はありません。一方で、メンバー同士のコミュニケーションはとても密です。コミュニケーションツールを使っており頻繁に情報交換がなされています。効率性を重視した手法をとるようにしています。

また、私とメンバーのコミュニケーションは1週間に1回、1on1の形式で取り組んでいます。パフォーマンスチェックが目的ではなく、部下から上司に対して困っていることを報告してもらうことが目的です。働く環境のフィードバックを上司が受けるという場です。日本企業の文化とは逆なのかもしれませんね。

最高技術責任者 ロス シャロット

ハックディでクリエイティブな発想を共有

マネーツリーの働く環境の特徴とは?

一般的な日系企業はクオリティ管理や改善業務をメインとしているケースが多く、ハードウェアのクオリティは高いです。ただ、ソフトウェアは正直弱いのではないかと思います。マネーツリーは、その点においてはどのメンバーも全体が見渡せる環境で、改善点について同じ立場から話をすることができます。その点は一般的な日系企業とは組織の作り方が異なるかもしれません。

マネーツリー特有の文化はありますか?

ハックディというものを3ヶ月に1回実施しています。エンジニア以外も参加しているものですが、今の会社に足りないことや自分がやりたいことを2日間で自由に実施、提案しあっています。マネーツリーの一部の機能もハックディから生まれたものです。元々はシリコンバレーで生まれた文化です。実際のところ、スタートアップは毎日がハックディです。

日々の業務で自分の意見を積極的に発言するようなメンバーではなくとも、良い意見やアイディアを持っているかもしれない。アイディアを聞くのと実際のプロトタイプを見るのとは印象が異なるかもしれません。そういうところを見逃さない会社でありたいです。

情報収集のための英語は必要

マネーツリーのエンジニアとして活躍するために英語は必要ですか?

正直日本発のテクノロジーの採用はまだありません。新しいテクノロジーをグローバル水準でキャッチアップするためには、英語力は必須です。日本の市場に入ってくるには今の所、1〜2年の遅れがあります。私は、毎年アメリカのAWSカンファレンスに参加しており、サービスチームとも直接ディスカッションする場を設けています。何が次に出てくるのか、という情報を得るためにもある程度の英語力は必要だと思います。

ミーティングは英語ですか?日本語ですか?

エンジニアのチームミーティングは英語で行われていますが、完璧な英語を話せなくとも問題ありません。どちらかといえば、英語の読み書きに問題がなければ、業務に支障がでることはありません。日常英会話程度で問題はありません。ただ、海外のカンファレンスに出席する機会があるメンバーは、英語でのコミュニケーション能力が求められるかもしれません。

最高技術責任者 ロス シャロット

世界に通ずるプロダクトを作りたい
エンジニアにチャレンジしてもらいたい

マネーツリーの採用の特徴は?

マネーツリーの採用プロセスは、応募から弊社からのオファーまで最短1週間です。とても短いと思います。まずは、プロファイルチェックを行い、経験値や技術面でのマッチング度合を確認します。その後、電話でのヒアリングを得て、ファーストミーティング、ペアプログラミングに参加してもらいます。こちらは一例で、ポジションにより内容が異なることもあります。その後、経営メンバーとの面接を得て、オファーを行うのが一般的な流れです。

どのような人材がマネ―ツリーにあっていると思いますか?

実際に使われるプロダクトを作りたい人、大きなスケールの商品にチャレンジしたい人、難しい課題を解決する意欲のある人です。 マネーツリーは、フラットな組織です。責任はついてきますが、自由な会社です。みんなからのアイディアや意見を聞きたいので、自信のある人や意見がある人にジョインしてほしいです。プロダクトを作りたいと思う人材であれば、とても良い環境だと思います。グローバル展開に参画したい人にも是非応募してもらいたいです。

マネーツリーに応募を検討している人へメッセージをお願いします。

アジャイルの開発ではなく、プロダクトを通じ長期のビジネスケースを作ることが大切です。具体的な目標(到達点)を見据え、ケースをつくっていくことが必要なのです。マネーツリーのメンバーに参加してもらえれば、自ら新機能を作り、ビジネスケースを作る機会がたくさんあります。


ロス シャロット

アメリカ出身。アメリカの大学卒業後、米国にてWEB・アプリ開発に携わる。訪日後、日系企業を経てMoneytreeアプリの立ち上げに参画。現在、最高技術責任者としてプロダクト・テクノロジーチームを統括する。 LinkedInアカウント

マネーツリーでは、一緒に会社を成長させていくメンバーを募集しています。 ご興味ある方は、採用ページをご覧ください。

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Work Environment

マネーツリーの個人資産管理アプリ「Moneytree」、経費精算サービス「Moneytree Work」および金融インフラサービス「MT LINK」を支え、発展・加速化させるため、様々なメンバーが活躍しています。インタビューでは、マネーツリーで働くメンバーに働き方や働く環境について聞いています。

Interview

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