2020年4月7日に発令された首都圏における緊急事態宣言を受け、学校は休校措置が続き、保育園は登園自粛を強いられる状況となっています。加え、長期間の外出自粛は、仕事をしながら子供と過ごす親にも、学校に行けず友達とも会えない日々が続いている子供達にもストレスをもたらし始めています。

そんな中、マネーツリーのエンジニアで、2月より在宅勤務を開始しているジェームスさんは、同じく在宅勤務をしている奥さんと一緒に、4月から小学校に入学を予定していたお子さんのために自らホームスクール(自宅学習)のカリキュラムを作り、毎日のルーティンを作る手助けをしています。

今回はそんなジェームスさん一家がどのように共働き在宅勤務とホームスクールを両立させているのかご紹介したいと思います。

休校措置が続いているお子さんを持つ親御さんに、少しでも参考になれば幸いです。

子供が学校再開をスムーズに受け止められる準備を

今年3月、ジェームズさんが在宅勤務を始めてから、保育園の時間を減らしたことで、お子さんは1日のうち8割は自宅にいることになりました。また、4月から、週3回通う予定だった学童保育も入学式前にキャンセルし、このまま行くと小学校に通えるのは早くてもゴールデンウィーク開けになりそうな状況です。

また、新1年生は学校からの宿題はなく、きちんとした学習ルーティンもまだ身についていません。この期間、親として子供に与えてあげられることは何か、この成長真っ只中の1ヶ月を親としてどう有効活用させてあげられるか、さらにGW後も状況が変わらない可能性も考慮する必要がありました。結果、ジェームスさん一家は、学校が始まったときにスムーズに子供が学校の環境を受け入れることができ、さらにこの家族全員が在宅で同じ場所にいることのメリットを活かして、子供の教育のカリキュラムを自ら管理する事に決めました。

実際のカリキュラムをご紹介、自作のチェックリストも

ホームスクールのコツはリモートワーク同様、一日のルーティンを作ることです。
ジェームスさんは、事前に分かっていた学校の時間割と同じ時刻に沿って、スケジュールを作成しました。

  • 1日に45分の授業を6セット
  • 30分の休憩を2回
  • 昼休み

午前9時から午後4時まで、1日7時間のスケジュールにしています。授業が終わる時間にはアラームを設定する事で、お子さん自身が終わりと始まりがわかるようにしています。

また、この期間に学んでほしい科目を日本語、算数、英語とコンピュータの4つに絞りました。これらに絞った理由は、小学1年生に習う科目として、学校でも日本語と算数を中心にしていること、英語はネイティブスピーカーとして必須で、コンピュータは、エンジニアの父がそばにいるこの時期にプログラミングのロジックや基礎知識を学ぶことで一生モノのスキルを身につけることができるのではと考えたからです。

毎日のスケジュールは自作のチェックリストで管理しています。
4つの科目ごとに分けられたこのチェックリストは、お子さんが自らその日何をするのか選べるように、項目はひらがなと教材のアイコンや絵で構成されています。
同じ科目でも、日ごとに様々な種類の教材から学べるようにしたり、4つの科目以外にも自由なアクティビティ(工作、運動、手伝い、片付けなど)も加えることで飽きさせないように心掛けています。
また、チェックリストにすることで、子供自身が何をしなければいけないかが分かり、親としても1日タスクが把握しやすいとのこと。

アプリも使って飽きさせない工夫

勉強はもちろん大事ですが、本だけを中心にしてしまうと、午後にはご機嫌ななめになってしまいます。ゲームやクラフトなど子供一人でも楽しめるアクティビティを盛り込むことも大事だそう。そのために、アプリやウェブを活用するのも一手です。勉強には主にiPadを使用しています。その他、国際指導要領に沿った本やドリル、絵本も揃えてあります。優れたアプリやウェブサイトを選べば、インタラクティブにやり取りもしてくれるので、親はその間仕事に集中することができます。おすすめのアプリはこのブログの最後で紹介しています。

オンラインツールは便利ですが、「使用すると完全に子供に手をかけなくても良くなる」という訳ではありません。1日7時間のホームスクール中、両親が交代で子供の音読を聴いたり、質問に答えたり、アクティビティの用意をしたりするのに3時間ほど費やしています。その時間に加え、お昼ご飯、おやつと飲み物の用意もあります。とは言え、オフィス勤務時にコーヒー休憩として使っていた時間を、現在は家族の絆を強める時間に変えることができているとジェームズさんは感じています。完璧ではないと思いながらも、この難しい時期に仕事と子供のサポートの両立を実感しています。

教育だけではなく、以前から家族で取り組んでいた事はできるだけ一緒に続けるように気をつけています。例えば夜、仕事モードから完全に切り替えて家族での時間を持ったり、散歩へ行ったりします。週末には、Zoom、LINEやFaceTimeを使って家族や保育園の友達とおしゃべりをします。ドレスアップパーティやディナーを含め、距離はありますが、以前と同じ様に楽しむことができています。

また普通に学校へ通えるようになる頃には、この大変な時期を切り抜けることで、以前より集中力がちょっと上がり、新しい知識を身に付け、新学期に思いきって頑張くれることを願ってています。

ジェームスさんおすすめの教材

ジェームスさんがホームスクールにお勧めするオンライン教材をご紹介します。

科目1:日本語

  • 【アプリ】小学生かんじ:ゆびドリル 
    指導要領に沿って、習得するべき漢字をなぞって練習するアプリ(有料)。これだけでなく紙で書き方の練習を併用することをおすすめ。

  • 【アプリ】たのしい!カタカナ 
    カタカナの読み書きの練習を楽しくするための効果的なアプリ(有料)。

  • 【アプリ】パ・リーグ 漢字ストラックアウト 
    野球をテーマに漢字の読み方を学ぶアプリ(無料)。1年生には少し難しいですが、パ・リーグとのタイアップで野球好きにはたまらないアプリです。

  • 【アプリ】国語海賊〜1年生の漢字編〜 
    海賊をテーマにしたゲーム感覚で漢字の読み方が学べるアプリ(無料)。

科目2:算数

  • 【アプリ】Todo Math
    幼児から小学校低学年向け、ゲーム感覚で楽しみながら算数が学べるアプリ。毎日のタスクなどは無料版でもありますが、サブスクリプションに加入すると種類が豊富です。

科目3:コンピュータ

  • 【アプリ】CodeSpark Academy 
    ゲームを作りながらプログラミングの基礎を子供に教えるアプリ(月課金)。

  • 【ウェブ】TypingClub
    タイピングが学べる無料ウェブサービス。子供コンテンツはドリル、ゲームやビデオで楽しくスキルアップできるようになっています。大人にもおすすめ。 

科目4 : 英語

  • 【アプリ】Ollie's Handwriting & Phonics
    アルファベットや簡単な単語をなぞりながら学習できるアプリ。ボキャブラリーを増やしたい時に便利なアプリ。有料ですが、無料体験可。

  • 【アプリ】Reading Eggs
    英語の読み方やフォニックス(綴りと発音との間に規則性を明示し、正しい読み方を学習する方法。)が学べるアプリ(月課金)。子供に好評なことはもちろん、親に子供の成果をレポートしてくれる優れたアプリです。

  • 【アプリ】Teach Your Monster To Read
    イギリスの指導要領に沿って英語の読み方を教えるアプリ(有料、ウェブ版は無料)。

その他

  • 【ウェブ】NHKおうちで学ぼう!
    NHKが提供している学校の教材をベースにしたビデオ。指導要領に沿った面白い教材。ジェームズさんのお子さんは1日のホームスクールが終わっても見ているほどお気に入り。

  • 【ウェブ】PE with Joe
    パーソナルトレーナーのジョーウィックスさんがイギリスのロックダウン中、毎日YouTubeに上げている30分の子供用体操のビデオ。体育の先生が勧めていて人気になった彼の運動はラジオ体操よりもいい汗かきますよ!

いかがでしたでしょうか?今回はエンジニアのジェームスさんの例でしたが、親子が揃って長期間家にいる状況というのは人生にとってそう多くはないのかもしれません。そう考えると、自分の得意としていることをベースに、子供に一生のスキルを教えられるチャンスととらえることも、うまく在宅勤務とホームスクールを両立させるコツかもしれないですね。

他、リモート勤務中のマネーツリー社員のクリエイティブな自宅オフィスもご紹介しています。併せてご覧ください。

マネーツリーでは働く仲間を募集しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。


マネーツリーが提供するサービスについては、こちらも併せてご覧ください。
個人資産管理サービス「Moneytree
金融インフラプラットフォーム「MT LINK


執筆者:マネーツリー編集部

2012年に日本で起業。2013年より自動で一括管理する個人資産管理サービス「Moneytree」を提供し、AppleのBest of 2013、Best of 2014を2年連続で受賞。2015年より金融インフラプラットフォーム「Moneytree LINK」を企業向けに開始し、業界標準の金融系APIを提供している。2017年よりオーストラリア市場でサービスを開始。創業当初よりSalesforce Ventures、SBIインベストメント、三大メガバンク系ファンド、地方銀行系ベンチャーキャピタル、海外大手運用会社から出資を受ける。お金にまつわるもっとも信頼されるプラットフォームの構築を目指す。

ポイントも電子マネーもまとめて管理
さっそくMoneytreeを試してみる

  • Download on the App store
  • Androidアプリ Google Play