岩田先生の「Apple Pay」に関する連載の第2回目です。今回は、若手社会人のおすすめのクレジットカードについて教えてもらいました。

TVコマーシャルや街ナカでiPhoneを使って、お店のレジで決済している人を見かける人もいると思います。iPhoneでなぜ支払いができるのかというと、iPhone7以降の機種で、「おサイフケータイ」と同じような機能がついたからです。この機能こそが、今話題の「Apple Pay」なのです。 つまり、「Apple Pay」とは、「Suica」「iD」「QUICPay」といった電子マネーで買い物をしたり、電車に乗ることができるサービスです。特に、Suicaについては他の電子マネーよりも特別な存在になっています。今どきの言葉でいうと「Suicaファースト」ということでしょうか。

日本で最もよく利用されている電子マネーが「Suica」だという認識がアップル社にはあったようです。「Suica」は、買い物だけではなく電車にも乗ることができます。しかも、地方の交通機関でも利用できる幅広さが評価されました。そのため「Apple Pay」を開くと、最初に「Suica」の券面が出てくるくらい優遇されています。 一方、クレジットカードは主だったカード会社が参加して、それらのカードを使えるようになっています。「Suica」やクレジットカードは、レジ脇の端末にかざすことで決済が完了します。iPhone一つで素早く買い物できるところが、若者を中心に人気となっています。 そこで、20代若手社会人におすすめの「Apple Pay」で使えるクレジットカードを紹介します。

「ApplePay」と相性抜群の「ビュー・スイカ」カード

「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カード

まず、最初に紹介するのは、「ビュー・スイカ」カードです。このカードを持っていれば、定期券のほか電車に乗ることもできるし、もちろん買い物にも利用できます。Suicaを利用する際に、残高不足で改札で立ち止まっている人がいますが、「ビュー・スイカ」カードは「Suica」へのオートチャージができる唯一のクレジットカードなので、スムーズに改札を通ることができます。

また、JR東日本のみどりの窓口や券売機で定期券や新幹線などの切符を買ったり、「Suica」へのチャージでポイントが通常の3倍(1000円で6P、還元率1.5倍)にアップし、貯めたポイントは、また「Suica」にチャージできるのでおトクに利用できます。

ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカード

他にも「ビックカメラSuicaカード」もおすすめです。パソコンやスマホ、家電など若手社会人に必要なツールを買う際に役立つカードと言えるでしょう。このカードは、前述した「ビュー・スイカ」カードと同様に、「Suica」にチャージすることポイントが通常の3倍にアップします。このチャージした「Suica」でビックカメラで買い物とすると、現金払いと同じ10%のビックポイントかもらえます。チャージで貯めたポイントと合わせると、11.5%相当のポイントがもらえることになります。貯めたビックポイントは、「Suica」に交換できます。

若者向けゴールドカードは高還元率!!

Orico Card THE POINT(一般カード)
Orico Card THE POINT(一般カード)

20代で会社にも慣れ、仕事も軌道に乗り始めたと思っている人に向けては、若者向けのゴールドカードがおすすめです。ゴールドカードといえば、社会的地位もできた人が持つカードとみられていますが、最近は20代でも持てる実利優先のゴールドカードが出ています。その代表がオリコ「ザポキン」です。 「orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の年会費は1950円とリーズナブルです。特徴は、高い還元率でお得がとれるところ。通常、1.0%のオリコポイントが貯まりますが、入会後6か月間はポイント還元率が2%にアップします。貯めたポイントは、Amazonギフトなどに即時交換できるので、効率的にポイントを使うことができます。

入会キャンペーンを見逃すな

au WALLET クレジットカード
au WALLET クレジットカード

これからのことを話しましょう。Apple Payをお得に上手に活用する方法としては、入会キャンペーンを見逃さないことです。

「au WALLET クレジットカード」を8月31日までにApple payに登録して買い物するとWALLETポイントが5倍つきます。同時に「Suica」をiPhone7に設定し会員登録するとWALLETとの合算で10倍のポイントがつくキャンペーンを実施しています。10倍というのは尋常でない数字です。

なぜ、入会キャンペーンでポイントがたくさん付くのかというと、理由があります。入会キャンペーンには、アップル社自身が主催するケースもあれば、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアがキャンペーンを主催するケースもあります。また、カード会社が独自に実施することもあります。キャリアと協力してキャンペーンをする場合もあります。そこにアップル社が加わったりするので、どっさりポイントがつくのです。

Apple Payが日本に上陸して8カ月になろうとしています。その間様々な入会キャンペーンが行われました。 今後もそうしたお得なキャンペーンが行われるのは確実ですから、キャンペーンと聞いたらこまめにチェックして、お得をとるようにしてください。

紹介したクレジットカードは、全てMoneytreeアプリでも対応しています。 また、各カードの詳細情報は下記の通りです。

・「ビュー・スイカ」カード
発行元/ビューカード
国際ブランド/Visa、MasterCard、JCB
年会費/515円(税込)
基本ポイント/ビューサンクスポイント1000円=2P

・ビックカメラSuicaカード
発行元/ビューカード
国際ブランド/Visa、JCB
年会費/515円(税込)(初年度無料、年1回利用で次年度無料)
基本ポイント/ビックポイント200円=1P、ビューサンクスポイント1000円=2P

・Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
発行元/オリエントコーポレーション
国際ブランド/Visa、MasterCard、JCB
年会費/1950円(税込)
基本ポイント/オリコポイント100円=1P

・Orico Card THE POINT(一般カード)
発行元/オリエントコーポレーション
国際ブランド/Visa、MasterCard、JCB
年会費/無料
基本ポイント/オリコポイント100円=1P

・au WALLET クレジットカード
発行元/KDDIフィナンシャルサービス
国際ブランド/Visa、MasterCard
年会費/無料
基本ポイント/WALLETポイント200円=2P

過去の記事はこちらからご覧いただけます。
第1回:Apple Pay(アップルペイ)でのカード選び 


執筆者:岩田昭男

消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。