仕事効率を上げる為に、大事な商談を朝に入れる人、増えていますね。優先順位が高い仕事を、午前中にもってくる。仕事が出来るビジネスパーソンほど、朝型。「朝活」なんて言葉も今や一般的です。朝に仕事をしたいけど、早起きは苦手、なかなかスイッチが入らないという方。やるべきことに気持ちが伴わない時は、まず行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

例えば、数々の記録を塗り替えてきたイチロー選手は、日々のルーティンワークこそ重要と位置付けています。それは、食事も然り。毎朝カレーを食べるイチロー選手の食生活が話題となり、空前の朝カレーブームが起きたことは記憶に懐かしいですね。まずは脳を目覚めさせるため、朝ごはんを食べて体内時計をリセットする効果があるようです。

朝食で体内時計のズレをリセット

1日のルールは24時間と決まっていますが、身体の中の体内時計は約25時間です。そのまま生活をしていると毎日1時間ずつズレが生じます。

このズレをリセットする為に大事なのが朝ごはん。体内時計を調節するには、朝、思いっきり朝日を浴びて、まずは朝ごはんをしっかり食べること。「早寝・早起き・朝ごはん」で、規則正しい生活リズムを整えることが刺激となり、体内時計を調節し効率的に1日を過ごすことができます。

ところで、頭を使って仕事をすると、お腹が空きませんか?それもそのはず、食事のカロリーの約20%を使っているというデータがあるくらい、脳は大飯食らいです。たくさん栄養が必要な脳のために、朝ごはんの内容を見直して、更に仕事効率がUPできれば完璧です。

脳に栄養で仕事効率UP

実際に脳が必要とする栄養素は何か。答えは「ブドウ糖」です。ブドウ糖の中でも、ゆっくりと血糖を上げ脳のエネルギー源となるのが、ごはん、パン、麺類などの炭水化物。これをしっかり食べる。

炭水化物は、車に例えるとガソリンのようなもの。ガス欠の車は、いくら外見を整備しても走りませんよね。脳も同じで、まずは肝心な栄養素であるブドウ糖を、炭水化物からとることがポイントです。更に味噌汁やサラダなどで野菜を加えつつ、あわせてビタミン・ミネラルをとることができたならベスト。脳をよりよく回転させる手助けをしてくれます。

オススメは、ご飯に野菜たっぷりのお味噌汁、納豆というシンプルな和食。洋食派の人は食パンにハムエッグ、サラダという組み合わせもいいですね。でも、朝に食欲がないという人は、バナナや一杯の野菜ジュースから始めても大丈夫!まずは、朝に何か食べることが第一歩です。

朝カレーで知られているイチロー選手でしたが、最近では他の食材も取り入れているようです。自分に合ったルールを作りつつも、身体の声を聴いて、自らルールを更新してゆく。それはスポーツでもビジネスでも共通する姿勢ではないでしょうか。年度始めの春、脳に栄養を送り体内時計をリセットして、ハイパフォーマンスなビジネスパーソンを目指しませんか。

著者プロフィール

伊藤隆光

都内の大手業務用酒販店に10年勤務した後に経営コンサルタントとして独立。在職中に300件以上の飲食店を担当。新規出店サポートとしてコンセプト設計や、既存店舗に対する収益改善提案を行う。すぐに実行できる提案を心掛けている。中小企業診断士、ワインアドバイザー。

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