年末年始など旅行の計画を立てている人も多いかもしれません。休みの度に旅行に行くという旅好きも多いでしょう。行きたい時にフラッと行けるのが理想ですが、現実的にはお金の問題が出てきますよね。今回は旅行を少しでもおトクにやりくりする方法をお伝えします。

旅行会社や航空会社の旅行積立をチェック

まず、年間の旅行の予算を決めておくことが大切です。旅行は毎月の生活費ではなく特別な費用です。そのため、毎月の支出とは切り分けて管理をしましょう。具体的にはボーナスなどの特別収入から特別支出のやりくりをするのが基本です。ボーナスがない場合は毎月の収入から特別費用を貯めていきましょう。

旅行資金の貯め方に関しては、旅行積立を利用する方法もあります。旅行積立とは旅行会社や航空会社に一定期間お金を積み立てるサービスで、満期になるとサービス額が上乗せされ、旅行券などに引き換えることができる仕組みです。支払い方法、期間、満期時に受け取る旅行券の金額などを設定して申込みをします。積み立て方法はいくつか種類があり、毎月積み立て、一括積み立て、ボーナス併用などから選べます。各社が公表している上乗せ分を年利換算したサービス率は3%など利回りが高い場合が多く、低金利時代に有利なサービスとも言えます。ただし、現金ではなく利用範囲に制限があるなど注意点(注1)も多いので申込時に確認が必要です。

注1)過去ご紹介したブログでは、旅行積立に関する注意点についてより詳しく紹介しておりますので、気になる方はご覧ください。 ・利回り3%も。低金利時代に注目したい「旅行積立」

旅行を少しでもおトクにやりくり 注2)サービス率は上乗せ分の年利換算で各社公表の数値です。

狙う時期のは、成人式以降がおすすめ

次に計画的に旅行の準備をすることが大切です。日程を少しずらすだけで旅行代金は大きく変わるので繁忙期を避ける工夫が大切です。具体的にはクリスマスや年末・年始はハイシーズンになりますが、成人式以降(1月中旬ごろ)は比較的安価になるのが一般です。早期に予約をして早割を適用させるなどの工夫も必要です。旅費を安く抑えることができれば食事や買い物にお金をまわすことも可能なのでここはがんばりどころです。

現地での出費も事前の計画を

海外に行く場合は現地でのお金の使い方の工夫も大切になります。国によっては現金の両替レートが高い場合もあるので買い物や食事など大きな支出は一般に手数料の安いクレジットカードを利用するのも手です。ただし、明細は保管をし、いくら使ったのか把握しておきましょう。また、クレジットカードの支払い部分で現地通貨での支払いをするのか円での支払いをするのかで価格が異なります。円で支払いをすると銀行に手数料を取られるので一般に割高になることが多いです。都度、電卓で計算をしてどちらがお得か計算をしましょう。

日本で契約をしている携帯電話をそのまま利用すると高額料金が請求される恐れがあるので、SIMカードを変えたり、飛行機モードにしてwifiを使うなどの工夫も必要です。携帯電話の国際電話料金は高額で着信料金もかかるために、うっかりかかってきた電話に出てしまって高額な通話料を請求されることもよくあります。帰国時に明細を見て慌てないためにも現地でのうっかり支出に気を配りましょう。旅行代を上手くやりくりするには、事前計画がとにかく大切になります。


執筆者:花輪陽子

1978年三重県生まれ。ファイナンシャルプランナー(CFP認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)。元外資系の投資銀行に勤務。リーマンショックで「夫婦同時失業」を経験し、現職に転身。テレビ出演、雑誌監修など多数。著書に『夫婦で貯める1億円!』(ダイヤモンド社)『お金持ちになる女はどっち?』(PHP)など。