人生には叶えたいたくさんの夢があります。その夢や目標達成のために、ライフプランに合わせたマネープランの作成について、その必要性と作成方法を前回ご紹介しました。
今回からは数回にわたり、人生の主なライフイベントについて、具体的にその内容と必要となるお金をみていきます。これら数回のシリーズが終わる頃には、みなさんご自身でマネープランが作成できることを目指します。
まず、初回の今回は、結婚資金をみていきましょう。具体的には、婚活から結婚、そして新生活に入るまでの資金です。

婚活に民間サービスを使う人が1割以上に。相場はどのくらい?

みなさんは、生涯の伴侶との出会いについて、どのようなものをイメージされますか?
「ゼクシー結婚トレンド2016調査」によると、全国平均で1位は「友人・兄弟姉妹を通じて」30.3%、2位は「職場や仕事で」23.5%と、身近な方からの紹介や日常での出会いが上位を占めています。また、「婚活実態調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」によると、2016年に結婚した人の11.3%は「婚活サービスを通じて結婚した」との報告があります。この婚活サービスとは、結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービスをいいます。このように、現代においては、出会いの手段も多様化しつつあります。

婚活サービスを通じて結婚した人の割合

従来型の結婚相談所から、民間企業が婚活パーティを主催する時代へ入りました。費用も、従来型の登録時、月次、成約時とそれぞれのタイミングで発生するものと、パーティに参加する都度数千円単位で発生するものと金額も様々です。従来型は、「入会金10万前後+月5千円~1万円前後+食事代+成婚料5万円前後(無い場合もあり)」が相場ですが、婚活パーティのように、食事代の延長で対応可能なものも増えてきています。

結婚費用は、お祝儀と自己資金を考慮して計画を

お相手が決まったら、次は結婚です。結婚費用をみていきましょう。「ゼクシー結婚トレンド2016調査」では、結納式から、新婚旅行のお土産代まで入れると、総額で469.7万円と推計値が公表されています。結婚費用を準備するにあたり、目安となるものですが、具体的にどこまで費用をかけていくのか、自分の場合に置き換えて、計画を練っていくと良いでしょう。

総額のうち、披露宴・披露パーティのご祝儀総額が232.3万円と言われていますので(出典:前掲)、残りを親・親族からの援助と自己資金で、どのように賄っていくか計画を立てましょう。

結納・婚約から新婚までにかかった費用の平均総額

新生活準備のメイン出費は、家具や家電。時期はパートナーと相談を

結婚する前に、結婚して新生活が順調に送れるような準備も必要となります。 新婚生活に必要な家具や家電製品に要する費用を知ることから始まります。最近では、家具は徐々に買い足していったり、マイホーム購入時まで見送るという傾向もあるようです。

新生活準備のためにかかった費用の平均総額

スムーズに進めるために計画と準備を

婚活も結婚も、そして新生活へのスムーズな滑り出しには、すべて計画と準備が必要です。これからご結婚を予定されている方は、結婚というライフイベントに向けて、必要な準備は何があるのか、資金はいくら必要なのかを把握しましょう。そして、他のライフイベントなども考慮した上で、マネープランを立てて、計画的に貯蓄などを行っていくとよいでしょう!!


執筆者:取材の学校 ライター 古賀雄子

中小企業診断士、税理士。 山口県下関市出身。大学卒業後、金融機関にて、金融商品・信託商品の企画・運営、システム企画等数々の業務を経験。現在は小売業に勤務する傍ら、税理士事務所も開業し、会計・税務・経営等の総合コンサル等に従事。特技の合気道(初段保有)の精神に基づくお客様の強みを活かした柔軟なコンサルティングと地域活性化に向けて活動している。