クレジットカード選びで大切なことは、「自分のライフスタイルに合ったカードを見極める」こと。今回は、交通系、流通系、通信・ネット系の三通カードのうち、流通系カードをご案内します。

クレジットカードの醍醐味は何といってもショッピングです。新入学、新社会人などの新生活に向けて買い物をする人が増える時期こそ、よりお得なクレジットカードが注目を集めそうです。そこで、買い物やレストランで得することはもちろん、優待サービスなどに特化したクレジットカードを紹介します。

全国の約1万の店舗や施設での優待サービスが◎

##年4回の10%オフで買い物ができる1週間に注目 エポスカード

優待サービスの多さで人気を集めているのがエポスカードです。年会費無料で、通常は200円で1Pのエポスポイントがたまります。

全国の約1万の店舗や施設で優待サービスを受けることができます。デートや家族で楽しめるレクリエーションでも力を発揮しそうです。例えば、富士急ハイランドでは大人のフリーパスが400円オフです。また、スパリゾート・ハワイアンズでは大人日帰りの入場料が10%オフです。ほかにも、ロイヤルホストでは飲食代が5%オフになるなど、様々なシーンでお得に楽しむことができます。

年4回、会員限定「マルコとマルオの7日間」では、期間中何度でも10%オフで買い物ができますし、ためたポイントは「エポスVisaプリペイドカード」に移行すれば、国内外3,800万カ所のVisa加盟店で利用できるのも魅力です。

ネットで申込み後、最短当日にマルイ店頭で正規のカードを受け取れる仕組みもあるので、使いたいときにすぐ手にできる貴重なカードと言えるでしょう。

ルミネ内のカフェは5%オフ

##生活圏内にルミネがある人は持たない手はなし ルミネカード

ルミネの買い物がいつでも5%オフになるのが「ルミネカード」です。5%オフになるのは洋服や靴だけではありません。ルミネ内のカフェや食品フロアのほか、定価で売っている本やDVDも5%オフになるので、仕事帰りなどにルミネによって買い物すれば、日々の生活で得する機会が増えるでしょう。

夏冬のバーゲン価格からさらに割引になりますし、年に数回は10%オフになるキャンペーンも実施されています。その時期にまとめて買い物したり、カフェに立ち寄ることができれば、より賢いユーザーになれそうです。

通常の買い物や公共料金の支払い、レストランでの支払いなどは、1,000円につき2Pが貯まります。貯めたポイントは、ルミネの商品券や電子マネーSuicaに交換できるので、ムダなく使えます。

通勤の通り道など生活圏内にルミネがある人は、持たない手はないカードと言えます。

有名店の特別プランのメニューを優待価格で提供

##ハースト婦人画報社とコラボしたグルメサイト「美食百花」が人気 タカシマヤカード

買い物で得するイメージがありますが、意外とグルメやホテルでもお得なのが「タカシマヤカード」です。というのも、2011年に髙島屋クレジットと出版社・ハースト婦人画報社のコラボレーションで「美食百花」というグルメサイトをスタートさせているからです。

このサイトでは、「きっと満足いただける 美食のみを集めました」というキャッチフレーズのもと、銀座、青山、京都、大阪などの有名店やホテルのお店がピックアップされています。例えば、東京・銀座のラ・ベットラ・ダ・オチアイでは、3月の特定の2日間に特別プランのランチが優待価格で提供されています。

もちろん、国内のタカシマヤ各店では100円につき基本8%のポイントを還元してくれます。貯めたポイントは、タカシマヤの「お買物券」などと交換できます。

・エポスカード
発行元/エポスカード
国際ブランド/Visa
年会費/永年無料
基本ポイント/エポスポイント200円=1P

・ルミネカード
発行元/ビューカード
国際ブランド/Visa、MasterCard、JCB
年会費/953円+税(初年度無料)
基本ポイント/1,000円=2P

・タカシマヤカード
発行元/髙島屋クレジット
国際ブランド/Visa、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス
年会費/2,000円+税
基本ポイント/タカシマヤポイント100円=1P


執筆者:岩田昭男

消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。