みなさんの将来にはどんなイベントが待ち受けているでしょうか?結婚、出産、マイホームの購入、子供の教育、老後の暮らしなど、多くのイベントや、人生でかなえたい夢や目標があることでしょう。夢や目標はかなえるためにあるもの。その夢や目標を描いた人生の設計図と言われるライフプランをたてることで、想いも膨らみます。そして、このライププランに必要となるお金を見積もることで、将来必要なお金が明確化され、将来のライフイベントに備えることができます。

⑴ライフイベント表を作リましょう

まずは、あなたのライフプランを形にしていきましょう。ご自身を含むご家族の今後のイベント・夢・目標をライフイベント表に洗い出すことから始めます。ライフイベント表とは、将来のライフイベントとイベントごとにかかるお金を記録した表のことです。

具体的には、年度ごとにご家族のお名前と年齢、ライフイベントを記入していきます。

ライフイベントには、例えば
①ご自身の場合、マイホームの購入、転職、独立開業、老定年退職、旅行など

②既婚の方で子供がいらっしゃる場合、ご誕生、七五三や幼稚園・小学校・中学・高校・大学の入学・卒業、就職、結婚などの将来の予定や夢、目標があります。

人生の夢や目標は、時間や状況とともに形をかえていきますので、このライフプランは、計画が変わるごとに、柔軟に見直していく必要があります。

ライフイベント表
ライフイベント表(例)

⑵ライフイベントごとの費用の確認を!

では次に、さまざまなライフイベントでどれくらいのお金がかかるのか、見積もりましょう。その金額をライフイベント表のライフイベント支出に記入していきます。ライフイベントにかかるお金の見積もりについては、標準的な金額を以下に記載していますので、これらを参考にしてみるのもよいでしょう。

主なライフイベントにかかる費用
主なライフイベントにかかる費用

⑶人生の三大支出に備えましょう!

このように、ライフプランを作成し、ご家族の将来と向き合うことで、将来の支出に対する備えの必要性が理解できると思います。特に、「人生の三大支出」と言われる「教育資金」(子ども1人当たりの総額約950万円(注1))「住宅資金」(マンション約3,968万円(注2))「老後資金」(老後の生活費約8,100万円(注3))は、大きな支出であり、事前の準備(資金確保)が必須となるものです。 将来必要なお金を意識した、お金の使い途や貯蓄により、夢の実現へと一歩近づきます。

さあ、みなさんも、ご自身の夢を描いたライフプランと、それを実現するためのお金の収支であるマネープランを作成して、将来のライフイベントへの備えをしていきましょう!

注1 文部科学省「子供の学習調査(H24年度)」、「私立大学等の入学者に係る学生納付金当調査結果について(H25年度)」より
注2 住宅金融支援機構「2014年度フラット35利用者調査報告」より
注3 総務省「家計調査年報(家計収支編)」H26年家計の概況より


執筆者:取材の学校 ライター 古賀雄子

中小企業診断士、税理士。 山口県下関市出身。大学卒業後、金融機関にて、金融商品・信託商品の企画・運営、システム企画等数々の業務を経験。現在は小売業に勤務する傍ら、税理士事務所も開業し、会計・税務・経営等の総合コンサル等に従事。特技の合気道(初段保有)の精神に基づくお客様の強みを活かした柔軟なコンサルティングと地域活性化に向けて活動している。