Moneytreeブログ

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外国人労働者が生み出すフィンテック市場の可能性

先月カナダで開かれた、主要7カ国首脳会議、いわゆるG7サミットで移民政策を議論中に、トランプ米大統領が安倍首相に「シンゾー、君(の国)にはこの問題はないだろう。だが、私が(日本に)メキシコ人を2,500万人送り込めば、君はすぐ退陣することになる」と話したことが議論を呼びました。 移民とは無縁の日本?私たちに欠けている視点 確かに日本では、他国からの留学生の姿はよく見かけるようになったものの、移民や難民となると、ほとんど意識にも上らないほど、無縁のものと思われているフシがあります。 しかし、移民ではないものの、発展途上国の若者などが日本で3年間の技術実習を受けられる技能実習制度には、農...
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アップルも採用。国際送金手段として注目されるリップル

ブロックチェーンといえば仮想通貨、仮想通貨といえばブロックチェーンというように、切っても切れない関係にある両者ですが、実際の依存関係は一方向のみであることは、読者の皆さんもよくご存知のことと思います。 具体的には、仮想通貨はブロックチェーン技術なしには成り立ちませんが、ブロックチェーンにとって仮想通貨は応用分野の1つに過ぎず、他にも色々な使い道があるということです。 決済手段か、送金手段か しかし、巷では、ブロックチェーンが仮想通貨のために開発された技術であり、完全に一体のものだと思い込んでいる人も少なからず居るように感じられます。また、仮想通貨自体、次世代の決済手段であったり、投機...
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量子コンピュータはブロックチェーンの敵か救世主か?

広がるブロックチェーンの応用 分散型台帳としての機能を持つブロックチェーンは、当初、暗号通貨との関連で注目され、次世代のインフラ技術の1つとして脚光を浴びました。今では、金融分野以外にも、様々な産業における応用が期待されたり、実際に実用に供されつつあります。 たとえば、世界最大の小売りチェーンであるウォルマートは、IBMの協力を得て食品のトラッキングをブロックチェーンベースで行う技術のテスト運用を2016年から行ってきましたが、近々、本格運用に入る予定です。この作業は、従来方式では6日かかるところ、ブロックチェーン導入後は、わずか2秒で完了するとされています。 また、中国ではセクハラ...
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ゲーム内経済とブロックチェーン

読者の皆さんは、MMOGやMMORPGという言葉を耳にしたことがありますか? 何でも略してしまう風潮には、その分野に精通した人以外、それが何を意味しているのかわからなくなるという弊害があり、筆者としては両手を挙げての賛成はできません。 しかし、この2つに関しては、元の単語があまりに長いので、さすがに略称を使わざるえないと思わせるところがあります。 MMOGは"Massively Multiplayer Online Game"、そして、MMORPGは"Massively Multiplayer Online Role-Playing Game"の略称です。 直訳すると、前者は「大規模な...
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使ってわかるスマートスピーカー3製品の違い

このコラムでは、過去2回(過去の記事は下のリンクからご覧ください)にわたって「スマートスピーカーとフィンテック」の話題を採り上げてきました。昨年の秋頃、筆者は、その中の1つでも入手して試せれば程度の気持ちでしたが、結局のところ仕事柄と好奇心もあって、Amazon EchoとGoogle Home、そしてアップルのHomePodという、業界を代表するスマートスピーカー(アップルは、そう呼んでいないとしても)を、3種類とも所有する状態になっています。 過去のブログはこちらからご覧ください。 ・スマートスピーカーとフィンテック ・盛り上がるボイスベースのEコマース そこで、今回は改めてスマ...
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U2のボノは何故Fintech企業に投資したのか?

世界有数のロックバンド、U2のボノといえば、同グループのリードシンガー兼フロントマンであると同時に、その作詞を通じて社会的、政治的なメッセージを発していることでも知られています。 音楽活動以外では、もしかすると読者の皆さんの中にも買い求めたことのある人が居るかもしれない「PRODUCT(RED)」(注)の発起人の1人であったり、社会的に意義のある企業や組織への投資や夫婦揃っての慈善活動にも力を入れている人物です。 FinTech企業、エインコーンズ・グロウ そんなボノが、先ごろ、自身が2017年に共同設立した投資会社ライズ・ファンドを通じ、同社初の投資をFinTech企業のエイコ...
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世界で一番電子化の進んだ社会

読者の皆さんは、「世界で最も電子化の進んだ社会」と聞いて、どの国を思い浮かべるでしょうか? たとえば、中国から来日した観光客は、日本で不便に感じることとして、現金しか受け取らない店があることを挙げています。本国では、(地域にもよると思いますが)電子マネーや電子決済が当たり前となり、店によっては顔認証だけで会計を済ませることも可能となっているためです。確かに、そのような場所から日本に来れば、クレジットカードですら面倒な決済方法に思えるかもしれないですね。 反面、それは消費者のお金の流れや嗜好が、すべてデータとして把握されているということに他なりません。ある人が、中国人にこの点についての...
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盛り上がるボイスベースのEコマース

前回コラムで取り上げたスマートスピーカーですが、今回は、再びスマートスピーカーとフィンテックをテーマに、現状での日米における違いに言及してみたいと思います。 スマートスピーカーを巡る覇権争い これらの製品の中で、現実にフィンテック的な動きとの連携が行われているのは、アメリカで先行するGoogle HomeとAmazon Echoなので、この2つを中心に話を進めていきましょう。 まずは余談ですが、Amazon Echoは、当然ながらアマゾンのEコマースの入り口として電子御用聞き的な役割も担っています。これに対し、Google Homeは一般的な音声検索では有利でしたが、グーグルが自社...
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スマートスピーカーとフィンテック

いよいよ日本でもスマートスピーカーの本格的な普及が始まりましたね。日本では、ラインのClova WAVE、グーグルのGoogle Home、アマゾンのAmazon Echoが実際に日本国内で販売開始されました。 スマートスピーカーというのは、音声応答するAI(人工知能)を搭載したスピーカーのことです。極端な喩えですが、「ドラえもんの口」だけがリビングやキッチンにあるような生活がいよいよ現実的になりました。 それは、自分で動き回ったり、便利な道具を取り出したりすることはできませんが、話しかければ返事をし、様々な疑問に答えてくれるでしょう。そうした機能性を持つデバイスを、シンプルなスピー...
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世界の金融機関の魅力とは。日本にいながら国際分散投資はできる?

HSBCホールディングスなど、外資系銀行が個人の銀行業務から次々と撤退をし、日本で利用できる外資系銀行のサービスは限られています。これに対し、香港やシンガポールにはHSBCホールディングスやシティバンクなどを始めとした外資系の総合銀行が多数ある上に競争の原理が働いて地場の銀行のサービスも多用です。また、香港やシンガポールなどタックスヘイブンと言われる国では投資による収益が無税や非常に低い税率になる場合もあります。 アジアの金融機関の実力 ブルームバーグ社の「世界銀行番付」(2015)を見ると、10位内にアジアの金融機関が5行ランクインしており、1位は香港のハンセン銀行(恒生銀行)、2位...
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