この記事は 産経アプリスタ様への記事を再度掲載したものです。

こんにちは、Moneytreeデータチームです。連載「データで分かる!お金の実情」の2回目は「競馬」がテーマです。熱狂的なファンも多い競馬で、みんなはどのくらいお金をつぎ込み、そして払い戻しを受けているか気になる方も多いのではないでしょうか?

それでは、MoneytreeでJRAのネット投票などのデータを分析した結果をご紹介します。今回対象としたのは2013年4月25日~2014年2月19日のデータ1273人分です。

まずはこの方々の収支はどうだったのでしょうか。

・「儲かったよ」という人は102人 ・「プラスマイナスゼロ」という人は15人 ・「負け越した」という人は1156人 ・1円も勝てなかった人は574人

なんと儲かったという人は全体のわずか1割以下の上、ほぼ半数にあたる45%が完敗というおどろきの結果です。

続いて、金額についてを見てみましょう。Moneytreeユーザーが馬券を買った回数は4万9239回、購入金額(賭け金)の合計は5億6674万3112円で、これを1回になおすと平均購入金額は1万1510円でした。

一方、払戻金が支払われた回数、すなわちユーザーが勝った回数は2万1592回、払戻金額の合計は3億9540万5110円、一回あたりの払戻金(勝ち金)の平均は1万8312円となりました。

つまり、Moneytreeユーザーの回収率は約69.8%。JRAの払戻率は約75%といわれますから、「もっと頑張りましょう」といったところでしょうか。

ちなみに最大の賭け額は500万円、最大の勝ち金は556万5730円でした。それぞれどのような買い方をしていたのか気になります。

一番多かった賭け額は1000円とのこと。競馬初心者の方が「とりあえず買ってみた」というケースも含まれているのかもしれません。

金額が大きくなると…

今回調査した期間中にユーザーのみなさんがどれだけのお金を賭け、払戻金を受け取ったのかを図で見てみましょう。まずは手ごろな賭け金、10万円までの範囲です。

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図の1つ1つの点が、1人のユーザーが期間中に使った金額を示しています。

勝ち越したユーザー、すなわち勝ち金が賭け金を上回った人はグリーンゾーンに点が表示されるようになっています。逆に負け越した人はレッドゾーンに。例えば、左上の点の人は数千円賭けて、9万円弱の勝ち金を手にしたわけですね。万馬券でも当てたのでしょうか、うらやましい限りです。

全体的に点が散らばっていますが、負け越した人の方が勝ち越した人よりも多いですね。1円も勝てなかったという人も多数います。まだまだ賭け方がよくわからないという初心者の方も多く含まれていると思われます。

しかし、実はこの図は全体の一部分にすぎません。白熱する競馬ではさらなる猛者(もさ)がたくさんいました。図の幅を100万円まで広げて見てみましょう。

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この図からは、多くの人が総賭け金を10万円ぐらいまでにとどめているということが分かります。また、総賭け金が高額になると、回収率が数割程度でなく、7割ぐらいという人が増えているようです。おそらくこれぐらいの金額を賭けているわけですから、「大きなお金で1点勝負」などという危険な賭けはせず、少額を何点も買うという、大きく負けることのない買い方をするベテランファンの人達なのではないでしょうか。

今度はさらに広げて1000万円までの幅の図を見てみましょう。

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総賭け金100万円以上では、もう回収率5割を下回るような人はほとんどいませんね。これは先ほど説明したような買い方というのもありますが、当たったレースの払戻金を全て賭け金に注ぎ込む形で総賭け金を増やしていったのかもしれません。また、勝ち越している人がほとんどいないのも興味深くも、悲しい事実ですね。

さらに図をよく見ると何百万円も賭けて、1円も勝てていない人もいるようです。一世一代の大博打に負けてしまったということなのでしょうか…。

約1年で1000万円も賭ける人がいるんだなと思った方も多いでしょうが、実はまだ全データではありません。1億円までの図を見てみましょう。

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1000万円以上では、さすがに大金をつぎ込んでいるベテランなだけあって、大きな負け方はしてません。しかし、これだけお金を賭けている人には、勝っている人は1人もいないという非情な現実が明らかになってしまいました。

冒頭でも申し上げた通り、JRA全体の払戻率は約75%。そもそも「勝つ」ということは難しいことです。でも今回の調査の対象となった方全体で69.8%しか回収出来ていないということは、その買い方に工夫の余地があるということです。

その「工夫」の一つとして、「少額での多点買い」を推奨したいと思います。あるレースの馬券を1000円分購入する場合、その1000円で1点を買うのではなく、100円で10点、あるいは200円で5点など、多くの点数を買うことでリスクを回避するというわけです。長年に渡って競馬を楽しんでいるベテランファンの方は、こうした買い方を「常識」として実行。かなりの金額を注ぎ込んでも大きく負けることはないのです。

有名な競馬の格言に「競馬に絶対はない」というものがあります。どんな強い馬でも、コンディションが悪かったり、レース中に故障してしまったり、騎手が落馬や出遅れなどのミスを犯したり、といった理由で敗れることが良くあります。そのようなリスクも考えた上で馬券を買う必要があるのです。多くの点数を買うことができれば、その分だけリスク回避につながるのです。もちろんオッズや予算と相談して、プラス収支になるような買い目を考えなければなりませんが。そんな事を考えながら競馬を、そして馬券を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、このように、Moneytreeを利用すると、自分がどれだけ競馬で勝つことができたのかを知ることができます。是非一度お試し下さい。


執筆者:マネーツリー編集部

2012年に日本で起業。2013年より自動で一括管理する個人資産管理サービス「Moneytree」を提供し、AppleのBest of 2013、Best of 2014を2年連続で受賞。2015年より金融インフラプラットフォーム「MT LINK」を企業向けに開始し、業界標準の金融系APIを提供している。2017年よりオーストラリア市場でサービスを開始。創業当初よりSalesforce Ventures、SBIインベストメント、三大メガバンク系ファンド、地方銀行系ベンチャーキャピタル、海外大手運用会社から出資を受ける。お金にまつわるもっとも信頼されるプラットフォームの構築を目指す。

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